【AI活用】AIと共に生きる

AIと共に働く未来に向けて、今こそ身につけたいスキル


  1. AIは敵か味方か?
  2. AI時代に求められる人材像
  3. 今日からできるAI入門
  4. AI(人工知能)の歴史
  5. 今、身に着けるべきスキル


1.AIは敵か味方か?


皆さんはAIといわれると何を思い浮かべますか?ロボットや人工知能(Siriやアレクサ)、スマート家電、ChatGPTなどを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。近年AIの普及により、様々な見方が出てきています。日々の生活が豊かになる一方で仕事がとられてしまうのではないか、AIが人間より賢くなってしまうのではないか…等、良い面でも悪い面でも人々の注目の的になっています。


実際にChatGPTや画像生成AIの登場で、業務が楽になった職種のかたもいらっしゃるでしょう。AIはツールであり、使いこなす人間次第で可能性は広がるものだと考えます。今後AIに出来ることが増えていっても、そのAIを操作するのは「人間」です。本記事では「AIに強い人材」になるための考え方とスキルをご紹介いたします。



2.AI時代に求められる人材像

AIと共存していく上で、「人間にしかできないこと」は何かという問いが、かつてないほど重要になっています。AIは膨大なデータを瞬時に処理し、正確な予測や効率的な作業をこなす一方で、感情や価値観、創造性といった人間特有の能力には限界があります。だからこそ、AI時代に求められる人材とは、単に「AIに詳しい人」ではなく、「AIと共に価値を生み出せる人」なのです。

AIを使いこなす力

AIを忌避するのではなく、積極的に業務に取り入れ業務効率を上げようとする人材は今後重宝されるでしょう。例えば業務上で時間のかかる「メール」作成時において、文章のミスや間違った言い回しがないかの確認にAIの添削機能を使ったり、画像生成をしてスピーディーに想像を形に出来るスキル等、「AIを使いこなす力」が必要となります。

人間らしさを活かす力

AIにはできないこと、それは「人間らしさ」に根ざした能力です。たとえば、共感力を持って相手の気持ちに寄り添うこと、複雑な状況で倫理的な判断を下すこと、ゼロから新しいアイデアを生み出すこと。これらは、AIが模倣することはできても、本質的に理解することはできません。だからこそ、感性・直感・創造性といった「非定型な力」が、これからの時代においてますます価値を持ちます。

AIと協力していく力

AIをパートナーとして考えていく能力です。例えばAIが分析したデータをもとに、人間が戦略を立てる。AIが生成したアイデアを、人間が磨き上げて作品に仕上げる。こうした「協働」の視点を持つ人は、チームの中でAIを最大限に活かすことができます。技術者だけでなく、企画職や営業職など、あらゆる職種でこの力が求められています。

学び続ける力

AI技術は日々進化しており、今日の常識が、明日には通用しないかもしれません。だからこそ、変化を恐れず、好奇心を持って学び続ける姿勢が不可欠です。新しいツールを試してみる、最新の動向をキャッチアップする、異なる分野の知識を横断的に取り入れる。こうした好奇心や柔軟性、探究心が、AI時代のキャリアを支える土台になります。


3.今日からできるAI入門

それでは今後AIを扱える人になるには、今日から何を始めればいいのでしょうか?

  1. 無料で使えるAIツールを試してみる
  2. youtubeの動画や本を使って学習してみる
  3. AIを利用している講師の講座を受ける

1.無料で使えるAIツールを試してみる

AIサービスが2022年以降爆発的普及してから、様々な企業がAIサービスを提供しています。その中でも有名でアカウント登録をしていればすぐに使えるAIサービスをご紹介します。

サービス名

利用方法

ChatGPT

アカウント登録で利用可能

Gemini

Googleアカウントで利用可能

Microsoft Copilot

Microsoftアカウントで利用可能

まずは日常で利用していてアカウント登録してあるサービスを使ってみましょう。挨拶やおしゃべりから始まり、気になっていることや聞きたいことを聞く等どんどん利用してみましょう。AIは思っているより会話してくれるので、面白いですよ。

2.youtubeの動画や本を使って学習してみる

AIのサービスが普及してから、youtubeではAIに関する投稿をする方が増え、有意義な情報を無料で学習できるようになりました。まずは自分が使っているAIの投稿を見てみましょう。基礎的なところから、仕事に活用できる情報までたくさんの情報があるので、取捨選択して選んでみましょう。

動画はあまり見ないという方は、書店で本を探してみましょう。本屋さんの雑誌コーナーにAI活用についての雑誌がありますし、ビジネス本コーナーにはより詳しくAIについて書かれている本があります。ご自身の身になりやすい形で学習していきましょう。

3.AIを利用している講師の講座を受ける

PC初心者の方や自分で情報を探すことが面倒な方は、スクールや教室などで現役講師から直接学ばれることをお勧めいたします。youtubeと違い、講師の身元がしっかりしているので正しい情報を必要な分だけ学ぶことが出来ます。また、質問もすぐに解決ができるので実践に沿った学習ができます。AIスクールというと、なんとなく難しくてついていけるのか不安かと思われるかもしれませんが、どんな講師も最初は初心者でした。理解しやすいように解説してくれるので、安心して受講ください。

4.AI(人口知能)の歴史

    • 1950年 AIの概念誕生

    • 1956年 AI(Artificial Intelligence)の言葉誕生

    • 1960年 第一次AIブーム 推論と探索

    • 1980年 第二次AIブーム 検出と診断

    • 2000年 第三次AIブーム ディープラーニングとビックデータ

    • 2010年 AI商用サービス化

    • 2022年 生成AIの爆発的普及

AIの誕生は意外と古く、1950年から概念が誕生していました。数学者アラン・チューリングが「機械は思考できるか?」という問いを提起したところから始まりました。「機械が人間のように自然に会話ができるのであれば、それは人間のように知能をもっているのか?」とう問いに皆様はどのように考えますか?知能の定義があいまいで、会話能力だけで決めつけるのは難しい問題です。そして1956年にダートマス会議ではじめてAI(人工知能)という言葉が初めて使われます。

1960年~1980年第一次・第二次AIブームが訪れ、大学や研究機関を中心に「機械に知能をもたせるのか?」という研究がされました。第一次AIブームでは、AIは推論に基づいて結果を導くことは得意としましたが、その途中で不規則なことや不確定なことが起こると対応ができませんでした。第二次AIブームで専門知識をコンピューターに組み込み、AIは検出や診断などを主に医療や製造の現場でするようになりました。しかし、環境の変化に弱いことや専門知識をコンピューターへ組み込むことは膨大な時間がかかってしまい、そのブームは続きませんでした。

2000年後半からは第三次AIブームが訪れ、画像認識、音声認識、言語処理などの分野でAIの精度が大きく向上し、実生活への導入が一気に進みました。2015年には囲碁AI「AlphaGo(アルファ碁)」がプロ棋士に勝利し、「AIが人間を超えた」として世界中で話題になりました。

2010年にはAppleやAmazonからAIが登場し、人々の生活に変化をもたらしました。Apple社のiPhoneにはAIのSiriが標準搭載され、AIが音声認識して人間と会話できるようになりました。また、家電にAIが接続されることにより、遠隔操作で家事をすることが可能となりました。私たちの生活にAIが深く入り込み、AIとの共存は避けられるものではなくなるでしょう。

5.今、身に着けるべきスキル

それではAIと上手く共存していくために、私たちはどうすればいいのでしょうか?AIを恐れ、敬遠し忌避するのではなく、使い方を学び正しく利用することが必要とされます。それは私たちの生活にインターネットが普及してきたときに「ネットリテラシー」と呼ばれ、情報を取り扱う際に気を付けるべき道徳と同じように、AIリテラシーを培う必要があります。

  • AIが出力した情報の真偽を見極める
  • 著作権について理解する
  • 偏見やバイアスを意識する
  • プロンプト(指示文)を工夫して依頼する
  • 個人情報を入力しない
  • AIを利用すべき所とすべきで無い所を理解する
  • AIの情報を参考として利用する

AIは学習した情報を私たちに提供してくれています。しかし、その学習データはすべて正しいのでしょうか。例えば性別に関して男女に分けられないジェンダーのデータは学習データにどの程度含まれているのでしょうか。男は強くあるべき、女は家庭に入るべきなど偏ったデータがAIに反映されていることもあります。そういった真偽のわからない情報を鵜呑みにせず、参考にする程度にして自分の考えを持つことが大切です。また、個人情報はどのように漏洩するかわかりません。AIに任せずにしっかりと自分で管理していきましょう。

今後AIとの共存が避けられないであれば、上手く利用して生活を豊かにしていきませんか?

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自分でAIについて学ぶのが大変という方は、ハロー!パソコン教室のAI講座をご受講ください。講座内容は3つあり、「ChatGPT基礎編」「ビジネス活用編」「SNS活用編」と学びたいところだけ学ぶことができます。メインの講師には、書店やAmazonなどで好評発売中の『世界一わかりやすい ChatGPTマスター養成講座』の著者である田村憲孝氏をお迎えし、専門家ならではの学びを提供してくれます。

もちろん、インストラクターがいるのでその場で質問をすることができます。気になる講座があれば、下記アイコンをクリックして講座内容をご確認ください!AI時代に乗っていきましょう。スタッフ一同おまちしております。





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