【シニア起業】50代・60代からの起業入門

  1. なぜ今、シニア世代が起業するのか?
  2. シニア起業の成功事例
  3. 起業に必要な準備と心構え
  4. さいごに

1.なぜ今、シニア世代が起業するのか?

人生100年時代の到来

人生100年時代と言われる昨今、60歳~65歳で定年を迎えるということは「シニア世代」にとって20年~30年をどう生きるかという人生の大きな分岐点になることでしょう。

退職金と年金をつかって暮らしていく方もいれば、投資で運用する方、新しい仕事に就かれる方など様々かと思いますが、最近定年後に「起業」される方がいらっしゃることはご存じですか?「いやいやこの年で起業なんて…」と思われるかもしれませんが、働くことへの価値観の変化から、年齢に縛られない働き方が認められるようになってきました。

定年後の「空白」を埋める挑戦

定年を迎えた瞬間、多くの人が感じるのは「自由」だけではありません。長年勤め上げた職場を離れ、ふと訪れるのは“空白”の時間です。朝起きても予定がない。誰とも話さない日が続く。そんな日々に、静かな喪失感や孤独感を覚える人は少なくありません。

しかし、その空白の時間をチャンスの時間に変える方々もいらっしゃいます。ずっとやってみたかった「趣味」や興味のある分野の「勉強」、そして「起業」です。単に収入を得るためだけでなく、社会とのつながりを実感し、地域や社会の一部となることで自己肯定感が上がり、生活に張りが出てくることでしょう。

経験を強みに!シニア起業家の利点

定年後の起業は長年の経験や専門知識を活かしたビジネスが可能であり、今まで築き上げた人脈を活用しやすいので、スムーズにビジネスを始めることができます。そして、若手の起業家にはまだない「安心感」と「説得力」があります。

また、今の超高齢化社会で利用頻度の高いユーザーは「高齢者」です。同世代ならではの悩みやニーズを理解し、「共感型ビジネス」を成立していくポテンシャルが十分にございます。そういった理由から、シニアであることを「弱み」から「強み」にして起業していくことが可能です。

 

2.シニア起業の成功事例💻

Aさん:地元密着型カフェの運営

元銀行員のAさんは定年後に職業訓練でパンの作り方を学び地元にカフェをオープン、地元の人々が集まるコミュニティスペースとしても機能し、社会とのつながりを獲得しました。

 

Bさん:ハンドメイド作品をオンラインで販売

元々趣味だった編み物やハンドメイドアクセサリーをオンラインで販売、積極的にSNSで発信することにより、全国から注文を受けるようになりました。

 

Cさん:高齢社向けフィットネス教室を運営

元々体を動かすことが好きだったCさんは、高齢者向けに無理のないヨガやストレッチのプログラムを提供し、参加者との交流を交えながら健康づくりに貢献しています。

 

Dさん:外国語で観光ガイドとして活躍

元々仕事で外国語を利用していたDさんは、インバウンド観光客向けにツアーを企画・運営し、日本の歴史や観光情報を自治体と協力して観光客向けに発信しているようです。

 

それぞれが自分の好きなことや得意なことを活かして、ご自身に無理のない働き方をされているようです。利益を上げることを目的にしているというよりは、地域社会との交流を大切にしていることが分かります。

 

3.起業に必要な準備と心構え

💰資金計画と助成金の活用

起業には、少なからず初期費用がかかります。店舗の賃貸、設備投資、広告宣伝など、事業内容によって必要な資金は異なります。だからこそ、まずは「どれくらいの資金が必要か」「どこから調達するか」を明確にすることが重要です。

特にシニア世代には、自治体や国の支援制度が充実しています。高齢者向けの起業支援金、創業助成金、地域活性化補助などを活用すれば、自己資金の負担を軽減できます。資金計画は「夢を現実にする設計図」。無理なく、持続可能な事業運営のために、しっかりと準備しましょう。

🖥 ITスキルの習得とデジタル活用

現代のビジネスにおいて、IT、パソコンの活用はもはや必須です。ホームページの作成、SNSでの情報発信、オンライン決済の導入など、デジタルツールを使いこなすことで、集客力や業務効率が大きく向上します。

「パソコンは苦手」「スマホは最低限しか使わない」という方でも、今はシニア向けのIT講座やサポートサービスが充実しています。最初は小さな一歩でも、学び続けることで確実にスキルは身につきます。ITは“若者のもの”ではなく、“誰でも使える道具”です。恐れず、楽しみながら取り入れていきましょう。

🧘‍♂️ 健康管理と働き方の工夫

起業はエネルギーを使う活動です。だからこそ、健康は最大の資本。無理をせず、自分の体力や生活リズムに合った働き方を設計することが大切です。

例えば、週3日だけ営業するスタイルや、午前中だけ活動するなど、柔軟な働き方を選ぶことで、心身の負担を減らしながら継続できます。また、定期的な運動や食生活の見直しも、起業家としてのパフォーマンスを支える重要な要素です。

「長く続けるためには、無理をしないこと」。これは、シニア起業の鉄則とも言えるでしょう。

 

4.さいごに

今回は定年後の起業について、いろいろとお話させていただきました。これから定年を迎えられる方、すでに迎えられている方などいらっしゃると思います。

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